【オンラインショップより】画文集『きりえや歳時記』販売中

(サイズ感はこのぐらい※僕の手大きめかも)

オンラインショップからお知らせです。

昨年末製作した、初期作品を集めた画文集『きりえや歳時記』。12月の名古屋クリマ、necoya books個展会場での先行販売を経てきりえやオンラインショップでも販売を開始しています。

作ったものは一生懸命売らないと。今頃になりましたが本ページでも改めてお知らせします。

 

はじめていただいたきりえの仕事・新聞連載を中心に、主に20代ごろ切ったり書いたりしたものをまとめました。

青臭く、拙い部分も多いけど、自分の原点のような作品です。

文章は「きりえだけだと載せにくいから」と言われてつけ始めたものでしたが、絵に合わせるうち田舎での子供時代や上京したてのころを回想するエッセイのようなかたちになりました。

ただし、あとで偽本作る人なので、もうこの頃からけっこうホラも吹いてます。でもまだ若かったこともあり、まったく根も歯もないところから生んだ話はありません。(p.79あとがきより)

 

まだユメもバルーンも偽本も生まれていないころに作った、パーソナルな色合いの濃い原稿で、ずっと「いつかまとめたい」と思っていた作品でしたが、いろいろあって去年急に「いつかなんて永遠に来ねえ。いまだ今!」って気分になったんですよね。去年一昨年と「大全」本文パート全ページのレイアウト・版下制作を一人で担当した結果、デザインスキルが前よりすこし身についたことも「今だ感」につながったのだと思います。

中身はこんなかんじで

絵&文章のページが30本分、絵だけでしたらもっと載っています。

さる率高めですが、それ以外の絵もたくさんあります。さるは、この連載から切り始めたキャラクターではじめは自分の幼少期の投影でした。途方に暮れてることが多いです(それはいまもだけど笑)。

※さるをフィーチャーしていただいたPV
カケラバンク「バトンタッチ」(2011)
アーティスト:カケラバンク
絵コンテ・きりえ:高木亮

表紙はノスタルジー方向に全振りしてデザインしました。

背表紙はこんな調子

教室の生徒さんからは、「これそのままきりえのテキスト集としても使える!」と言っていただけました。
そうか…お得だ(※個人でお楽しみください笑)。

刊行にあたり『きりえや偽本大全』『シネマ大全』の偽エッセイでお世話になった、つる・るるるさん(https://note.com/tsururururuに素敵なコピーを寄稿していただきました。

 

20代のころの新聞連載を中心に、瑞々しい感性で綴ったきりえやの原点。

卒業前の梅の花見。
花火が食べたかった幼少期。
兄との秘密の遊び。
雪に足を踏み出す朝。
離れていった人たちに、言えなかった言葉。

郷愁を呼び起こす、きりえ画文集。

 

ありがとうございます。

限定300部。いまのところきりえやの展示、イベント以外はオンラインショップのみの販売となります。
サインもお書きしますのでご希望の方は注文時の備考欄に「サイン希望」とお書きください。

ご注文はこちらから
きりえやオンラインショップ・画文集『きりえや歳時記』

ご注文お待ちしています。

 

私家版画文集『きりえや歳時記』

【仕様】
サイズ:B6(128㎜ × 182㎜)
表紙フルカラー/本文モノクロ オフセット80p
2022年12月3日発行
印刷:栄光

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