きりえやとは_

もともとは僕が作家活動の一端として自作グッズを売る際につけた屋号だったのですが、そのうち名前より「きりえや」と呼ばれることのほうが多くなり、今では自分でも屋号か呼び名かわからなくなってしまいました。きりえ画家高木亮の活動全般に対する通り名、のようなものと捉えていただければと思います。我ながらいいかげんですね。
現在出版や雑誌等へ連載する際の名義は本名にしています。

〈プロフィール〉

高木 亮(たかぎ りょう)

お話も作るきりえ画家。
1971年香川県生まれ。神奈川県川崎市在住。
大学在学中独学にてきりえ制作を開始。のち「きりえや」を名乗る。
ポストカードやカレンダー等グッズ制作、個展や各種メディアを通じて作品を発表。
叙情的風景からひねりの利いたパロディ作品まで、 多岐に渡る作品中に通底するのは「かわいくて、おかしくて、少しだ け寂しい」世界。
よみうりカルチャー恵比寿、横浜両校にて口座「ねこの切り絵」開講中。

単著
はじめてでも簡単 たのしい切り絵レッスン(2012/家の光協会)
ねこ切り絵: 切って飾って癒される、暮らしを彩る猫、ねこ、ネコ(2016/誠文堂新光社)
12か月のねこ切り絵: 切って飾って癒される、行事を彩る猫、ねこ、ネコ(2018/誠文堂新光社)
きりえや偽本大全〜名作文学パロディの世界(2021/現代書館)
きりえや偽本シネマ大全〜名作映画パロディの世界(2022/現代書館)他

2005年より Kamibashi と提携、北米でカード、カレンダー、ポスターの扱いを開始。
現在、Japanese American National MuseumPortland Japanese GardenNational Gallery of Art  のMuseumShopほか各地で販売中。

 

〈連載等〉

  • 「きりえ歳時記(連載時はタイトルなし)」文・きりえ(1996~98/「都政新報」連載)
  • 「五女夏音(作/辻仁成)」きりえ・挿絵(1996〜1997/「婦人公論」連載)
  • 「テレビ文学館・十三夜(作/樋口一葉)」レイアウト・映像用きりえ(1999/ NHK・BS)
  • 「ワンダーグラウンド」 原作・キャラクターデザイン・コンテ・レイアウト・小道具製作ほか(2001〜02/「小学一年生」連載)
  • 「i-fantasy 高木亮のきりえの世界〜世界の昔話より」絵コンテ・映像用きりえ(2001/BS-i 「i-style」内コーナー/制作C.A.L)
  • 「凧上げ日和」きりえ・文(2004US版朝日新聞元旦号・広告特集1面)
  • 藍坊主「ヒロシゲブルー」CDジャケット用きりえ(2004/TOY’S FACTORY)
  • 藍坊主「ウズラ CDジャケット用きりえ(TOY’S FACTORY)
  • 「たのしい子どものうた(CD-BOX)」 CDジャケット・ブックレット用きりえ (2004/EMI)
  • 「京ことばでつづる源氏物語CDセット通販コマーシャル映像用きりえ(2004/ジェーピー)
  • 叙情歌100選CDアルバムジャケット用きりえ(2005/東芝EMI)
  • 江戸もの(プレステーション2用ソフト)キャラクターデザイン・作画(2005/グローバルAエンターテインメント)
  • TK TAKEOKIKUCHI Tシャツデザイン(2005,2006)
  • 「閻魔堂の虹(作/山本一力)前・後編」挿絵(きりえ)(2006/「しゅっぱんフォーラム」)
  • 「ティックの大冒険」きりえ4コマ(2007〜2011/「月刊まんがライフ」竹書房・不定期掲載)
  • 「きりえやまちがいさがし」出題・きりえ(2007〜2008/「じぇろマガジン」日本ケアフィットサービス協会連載)
  • 綺羅「時のなごり~上下巻CDアルバムジャケット用きりえ(2008/KIRAレーベル)
  • 「2010トッパンプロスプリント企業カレンダー」きりえ(2009/トッパンプロスプリント)
  • 満寿屋ノート「MONOKAKI」飾り罫デザイン・きりえ(2010/満寿屋)
  • 「うさぎ」 平成23年度版教科書「小学3年・音楽」挿絵(2011〜/教育出版)
  • 「きりえパロディ・新世界文学名作選」きりえ・文(2011〜13/「新潮45」連載)
  • 「新潮45・扉絵」きりえ(2012~16/「新潮45」連載)
  • 「日々これきりえ」きりえ・文(2013/「しんぶん赤旗朝刊」連載)
  • 「切り絵パロディ・贋作名画大全」きりえ・文(2013〜16/「新潮45」連載)
  • 「新・二都物語(作/芦辺拓)」きりえ・挿絵(2015〜2016/「しんぶん赤旗」連載)
  • きりえ・ねこペティ」きりえ・文(2016~2017/ウェブマガジン「にゃなか」不定期更新)
    ほか

 

これまでの活動(バイオグラフィ)

 

展示紹介