個展「101ばんめのねこがくる」(@GALLERY KAI・吉祥寺) 終了しました

ギャラリーKAI・吉祥寺のお蔵で開催する3度めの個展が終了しました。

今回は、7月刊行の「ねこ切り絵」(誠文堂新光社)ならびに2017カレンダー「ユメとバルーン そばに」で使用しました原画を中心とした内容でした。

ちょっと変わったタイトルをつけた理由はこんなところです(会場ご挨拶より)

物心ついたときにはその本はすでに本棚にあったように思う。「100ばんめのぞうがくる」(作:佐藤さとる 絵:村上勉)。 もとからあったように思うのは、きっとそれが兄に買い与えられた本だったからだろう。中身の方は実はあまり覚えてないのだけれど、本棚に収まる背表紙のタイトルと小さく描かれたぞうの絵を目にするたびに、その奥にさらにどんなぞうたちが隠れているのか、想像してはわくわくした。

今年は「ねこ切り絵」(誠文堂新光社刊)を上梓したこともあり、自分としてはかつ てないほどいろいろなねこを切った一年でした。 その原画を展示するのであれば、まあとにかくねこがいっぱいになるな、そう考えたら上記のタイトルが頭に浮かんで離れなくなってしまいました。 あの時本棚から僕が感じたわくわく感に似たものを、この蔵の力を借りて皆さんに少しでも感じて欲しい_。そう思いながらこの空間を作りました。

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なんて書きましたが皆さんいかがだったでしょうか。新刊で新しいキャラクターたちも増え、これまで以上ににぎやかな展示にはなったと思います。恒例の「壁ねこ」(壁に直接張った、切ったまま原画)は今回ふてぶてしいどらねこ「ボス」が一番人気でした。

ご来場下さいました皆さん、ありがとうございました!

きりえやFacebookページのアルバムでは、さらに沢山の写真をアップしていますのでぜひご覧ください。
https://www.facebook.com/pg/kirieya/photos/?tab=album&album_id=1891056694449752

〈DATA〉

高木亮きりえ展「101ばんめのねこがくる」

2016年10月 20 日 ( 木 )~10月 25日( 火 )
11:00 ~ 18:00※最終日は〜17:oo

「物語を切り出す」きりえ作家高木亮の新作展。
黒猫ユメが今度は仲間を引き連れて、今年も蔵の中を駆けまわります。
7月に刊行された「ねこ切り絵」(誠文堂新光社刊)ならびに2017カレンダー「ユメとバルーン・そばに」で使用されたきりえ原画を展示。
あわせて2017年カレンダー、ポストカード、てぬぐい他各種グッズも販売します。

会場:「GALLERY KAI(ギャラリー会・吉祥寺)
〒180-0003
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-21-4
tel: 0422-43-1750
http://gallery-kai.jp/

 

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