8月のまとめ①『きりえや偽本大全』発売
ホームページの更新がご無沙汰になってしまいました。
例年になかったぐらい何やかや忙しかったり、更新が行える仕事部屋がクーラーがあまり効かず地獄の暑さだったり…でした。ごめんなさい。
急ぎ足で8月の出来事を振り返りたいと思います。
まず8月11日、昨年末から準備してきた新刊『きりえや偽本大全』が発売されました(展示会場では8/4から先行販売)。
おかげさまでご好評いただいてるようです。ありがとうございます。
うちのネットショップにも、最近全国から偽本カバーのご注文が舞い込むようになり、こちらからも手応えを感じております。
本の詳細ならびにあとがきのつづきのようなものを寄稿した、版元の刊行案内ページがありますので。ご覧いただけると嬉しいです。
>現代書館note【新刊紹介】高木亮 著『きりえや偽本大全』
【お買い上げいただいた皆さんへお願い】
お買い上げありがとうございます。続編「映画編」制作の可否については、今作の売上に加え読者の皆さんのお声によるところが大だそうです(関係者談笑)。
もしよろしければ、封入された感想はがきに「続編希望!」とお書きの上お送りいただけると嬉しいです。
野暮を承知の、お願いでした。
沢山の人に買って、笑ってもらえますように。
きりえや偽本大全 名作文学パロディの世界
紹介
きりえやの高木亮氏が長らく作り続けてきた「偽本ブックカバー」の単行本化。『罪と罰』『人間失格』などの各国の著名な文学作品名を『罪と獏』『人間ひっかく』ともじった切り絵と、そのもじりから連想される架空のあらすじをまとめた作品集である。
高木氏のかわいくておかしい切り絵と絶妙な噓の世界は、これまで多くのファンを魅了してきた。
今回の書籍化にあたっては名作文学のブックガイドとしての側面を果たすため、各章末には原作本のあらすじを書誌情報とともに紹介。
文学史を学ぶ学生から文学好きな年配の方まで幅広く楽しめる本を目指し、最終的にはこの本を通じて読者に世界の名作のおもしろさを知ってもらえる本にできればと願っている。
目次
◎海外文学
ロシア文学
イギリス文学
フランス文学
ドイツ文学
アメリカ文学
海外その他
◎越境文学
ぼくのおじさん
タイ人文学
風呂文学
◎日本文学
説話・紀行
明治~大正
昭和