【出版】『きりえや偽本大全〜名作文学パロディの世界』8月11日現代書館より刊行

正式告知です。

久しぶりの新刊、『きりえや偽本大全〜名作文学パロディの世界』が8月初頭、現代書館さんより出版されます。
※刊行日が若干前後し、8月11日の発売になりました。(2021.7)

偽本ブックカバーシリーズ(文学編)をほぼ網羅した内容の本になる予定です。
昨年末頃からずっと担当さんと二人三脚で準備を続けており、いくつかの山を乗り越えて(笑)この度ようやく情報解禁となりました〜。

内容の詳細はだいたいこんなかんじ。

初見の方にも、偽本ファンの方にも楽しんでいただけるよう、なけなしの能力を出し惜しみせず作っています。
長らく単行本化を待ちわびていた皆さんに満足していただけるものになることを願って、まずは自分自身が納得する形を目指しています。

制作もそろそろ最終コーナーが見えてきた頃……、あれまだ見えて来てないような(ウソですきっと)。
情報解禁と同時に各所で予約受付も始まったようですので、もう関係者みんな逃げられません。

刊行に合わせてイベントも企画中です。こちらはまた後ほどお知らせしますね。
今は版下組み、がんばります。

ハマりそうなお知り合いの方がいらっしゃいましたら、ご紹介いただけたら嬉しいです。
映画編出せるかはこれの売れ行き次第なので、今回は(いつもだけど)切実に売れてほしいのです。

それでは、どうぞお楽しみに!

 

 

きりえや偽本大全 名作文学パロディの世界

高木亮(著/文)
発行:現代書館
四六判
244ページ
定価 2,000円+税
  • ISBN-10 : 476845903X
  • ISBN-13 : 978-4768459034
発売予定日
2021年8月11日

紹介

きりえやの高木亮氏が長らく作り続けてきた「偽本ブックカバー」の単行本化。『罪と罰』『人間失格』などの各国の著名な文学作品名を『罪と獏』『人間ひっかく』ともじった切り絵と、そのもじりから連想される架空のあらすじをまとめた作品集である。
高木氏のかわいくておかしい切り絵と絶妙な噓の世界は、これまで多くのファンを魅了してきた。
今回の書籍化にあたっては名作文学のブックガイドとしての側面を果たすため、各章末には原作本のあらすじを書誌情報とともに紹介。
文学史を学ぶ学生から文学好きな年配の方まで幅広く楽しめる本を目指し、最終的にはこの本を通じて読者に世界の名作のおもしろさを知ってもらえる本にできればと願っている。

目次

◎海外文学
ロシア文学
イギリス文学
フランス文学
ドイツ文学
アメリカ文学
海外その他

◎越境文学
ぼくのおじさん
タイ人文学
風呂文学

◎日本文学
説話・紀行
明治~大正
昭和

著者プロフィール

高木亮  (タカギリョウ)  (著/文

1971年香川県生まれ、きりえ画家。
大学在学中から切り絵を始める。
単著として『ねこ切り絵』『12か月のねこ切り絵』(誠文堂新光社)、『画文集ユメとバルーン』(ビーナイス社)がある他、CDジャケットや音楽教科書(令和2年度版・小学3年生)に作品が掲載される等、幅広く活躍中。
2008年から「偽本シリーズ」製作開始、大学図書館や書店でおこなってきた「偽本展」は10回に及ぶ。

※行きつけの本屋さんがある方はぜひそちらよりお取り寄せください。

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