〈出版〉『ティックの大冒険』単行本化企画・クラウドファンディングを開始しました!

ちょこっと予告してました(前記事)、『ティックの大冒険』の単行本化企画が昨日から本格的にスタートしました。

ティックは謎のなで肩宇宙人。僕がきりえを始めた頃から作り続けているキャラクターです。
(こんなこ)

主に一枚絵の連作として制作していましたが、2007年~11年にかけ月刊「まんがライフ」(竹書房)にシーズンゲストとして不定期掲載されました。
今回の企画はそのときの原稿を単行本化しようというものです。
(連載時のページはこんなかんじ)

「漫画の本」として出すにはページ数が足りなかったものの、絵本形式でまとめるとすでに2冊分の原稿が存在しています。

今回、掲載当時の担当編集者であり、今もティックを愛してやまない坂本さん(現株式会社本代表)と一緒に単行本化を進めるに当たり、その制作費をクラウドファンディングで募ることにしました。

クラウドファンディングというのは、「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」を組み合わせた造語で、「インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達する」ことを指しています。

(今回の場合)一口が3,000円から100,000円まで。
応援してくださる方は、完成した本出資額に合わせた特別なプレゼント(これを「リターン」というそうです)がもらえる仕組みとなります。
「限定おまけつき予約販売」、そんなイメージが近いかも知れません。
詳しい仕組みについてはこちらをご覧ください>CAMPFIRE クラウドファンディングとは?

・ただし出版及びリターンが成立するのは目標額に到達できた場合のみ。もし届かなかった場合は、出資額は引き落とされず手数料もかからないそうです。
・集まった資金は本の制作とリターン用グッズの制作と発送、事務費(あとプラットホームサイトへの成功報酬)に全額利用されます。
・僕の収入に関して言えば出版が実現した際に規定の印税をもらう、つまり出版社資本で本を出したときとなにも変わらずまたそれ以外ありません。
(正直はるか先過ぎて生活は厳しいです苦笑)

僕自身クラウドファンディングにチャレンジするのははじめてのことです。
映画「この世界の片隅に」の制作もクラウドファンディングからスタートしたそうです。
大手資本が「知名度がない」、「これまでにない」企画にリスクをかけられない中、(実際偽本の書籍化企画も苦戦しています)
アイデアとビジョンだけある作り手はいったいどうすればよいのか。
作り手の想いに共感し「応援したい」と思って下さった方からちょこっとずつ支援をいただき、それをもとにビジョンを実現させる、この方法がその答えの一つなのかもしれません。

(うまくいけば、だけど)誰かが無理をすることなく望んだ形で本が作れる、僕を取り巻く現状の中では現在取れる最善の方法かなと思い、今回こういう形でご支援を募ることに決めました。

気に入ったコースがありましたらご参加いただき、一緒にこの本を作る一員になっていただけたらとてもとても嬉しいです。
まずはぜひ募集ページをご覧ください。

募集期間は約2ヶ月後の7月29日、 23:59:59まで
どうぞよろしくお願いいたします!

CAMPFIRE>きりえや 高木 亮 幻の名作、『ティックの大冒険』単行本化プロジェクト始動!!
https://camp-fire.jp/projects/view/154765

注:トップページ右に固定バナーを用意しましたので、こちらからいつでもご覧いただけます。
(これ)

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