「ねこ切り絵」ってどんな本?〜3:新キャラ登場1〜その名はボス

ねこ本にして4年ぶりのきりえ技法書となります新刊「ねこ切り絵」(誠文堂新光社刊)。

発売日(7/6)までちょっとずつ中身を紹介していきます。

3回めの今回から、この本向けに新しく作ったものについてお話します。

「ねこの切り絵本」という企画自体は、社内会議でわりとするっとOKが出たそうです。やった♪
資料として出した画像がユメのものばかりだったためか、制作にあたりふたつほど要望をいただきました。

1. 黒猫以外の猫もほしい
2. 色がほしい

1については、「ねこの本としてできるだけいろんな猫好きの方に見て欲しい」とは僕も思っていて、何匹かユメ以外のキャラクターを登場させることに決めました。
まずはユメの持つ個性(オス、野良、黒、細身、ちょこまかしてる、いらんことしい等)とかぶらないデータを思いつくままメモ書きします。
・どらねこ
・うちねこ太め
・モデル体型
・長毛
・こねこ
・鼻短い系
・耳小さい系
etc…
毛色や模様も猫の個性にかかわる大きな要素ですが、きりえで再現するには難易度が高いので、ひとまず置いておきます。
(これについては要望の2にも関わるお話ですので、またあとでお話します)
ひととおり書いたら、部屋の目につくところにメモを貼っておき、新しい子が頭に降ってくるのを待ちます。

そうやって一番先に出てきたのが、このボスです。
neko_boss
近所のふってぶてしいどらねこがモデルです。

可愛げのないところがかわいい、そんな猫っていますよね。
スタッフ間でも人気の子でした。

皆さんにも気に入ってもらえたら嬉しいです。

(つづく)

次回は「新キャラ登場2〜シャムはお嬢様」です。

 

ねこ切り絵: 切って飾って癒される、暮らしを彩る猫、ねこ、ネコ
高木 亮
誠文堂新光社
売り上げランキング: 253,209

 

 

Follow me!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です