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きりえや書皮(ブックカバー)

至2007年4月18日(水)〜5月17日(木)
於立川オリオン書房ノルテ店ラウンジ

(会場あいさつより)
「きりえや書皮(ブックカバー)展」にようこそ。
一昨年、カフェラウンジの個展にちなみ「喫茶室」をテーマに、
昨年は書店での展示ということでキャラクターを物語の世界に遊ばせたきりえやが今回三度目になるオリオン個展のテーマに選ばせていただいたのは「本」そのもの。
ある日突然「書店に溢れる本達に、自分の服を着せてあげたい」というおせっかいな考えに取り付かれた作者が作った、包む本の内容、
読む人の個性に合わせたブックカバー約100種類を集めた展覧会です。
ここにあるのはどこにもないカバーばかりです。
中には「中身の邪魔にならない」という紙カバーの常識をまるで無視し
自己主張に励む作品もあります。
この中から「あなたの一枚」が見つかることを願います。


入り口看板。オリオン書店に作っていただきました。提供した画像の中で特に「オリオン」がアップに。さすが分かってらっしゃる。
入り口から。壁一面すべてクリヤホルダーをポケットにしたブックカバーで埋めてしまいました。
反対から見てもブックカバーばっかり
壁中央部。会場にちなんで切ったオリオン二態が鎮座まします。
とくに黒猫ユメのものは頻繁になくなりました。ご来場の際欠品があった方、ごめんなさい。
ゲストの金澤さんのブックカバー。メモリーズつながりです。とてもかわいい作品を出品してくれました。

〈DATE〉
個展「きりえや書皮(ブックカバー)展」
2007.04.18~05.17
立川オリオン書房ノルテ店ラウンジ

〈展示内容〉
・きりえやブックカバー101種
・「オリオン2態」
(「ちょっと日和って作ったオリオンの書皮」原画)
・「お館様(または影武者)」
(「違いの分かる人の為の書皮」原画)
・「袋ノ鼠」
(「出口を探している人の為の書皮」原画)
・「怪人百面相」
(「友達にミステリーを貸すときの為の書皮」原画)
・「閻魔堂の虹(壱・弐)」
(作/山本一力「しゅっぱんフォーラム」掲載原画) 他

100枚のブックカバーで壁一面を埋めるというはじめての試みでしたが、書き込みノート、会場アンケートを拝見すると皆さん楽しんでいただけましたようで僕も嬉しいです。
 これまで作りためていた、出しどころがなかった作品が、今回書皮という形式を借りることで皆さんへ発表することができ、マイナーなキャラクター達も喜んでいます。
 商品としてのブックカバーの方も作者自身ならびにお店の予想をはるかに超えた売れ行きで、終わってみれば約1000枚もの書皮達がこの会場から旅立って行きました。お買い上げ下さったみなさん。ありがとうございました。いろんな所で使って下さいね。オリオンのみなさん、一ヶ月間ありがとうございました。



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